Pinterest(ぴんたれすと)のRSSフィードを使ったピン自動公開設定の方法
ピン自動公開設定のやり方についてまとめました。
今回は、カテゴリごとにピンを自動公開するように設定します。
詳しい条件は後述していますが、WordPress・FTP接続環境があること前提としています。
RSSフィードを使ったピン自動公開の設定手順
Pinterest(ぴんたれすと)には、記事を投稿すると自動でピンを公開する仕組みがあります。
※以降、自動ピン化とします。
この仕組みを利用するにはRSSフィードが必要になります。
今回は、WordPressに標準装備されているRSSフィードを使用して自動ピン化する方法を説明します。
記事内容の前提条件の確認。
- ビジネス向けアカウントを作成可能な状態であること
- ウェブサイトのドメイン所有権の認証が可能であること
※2つ方法がありますが、今回はFTP接続によるHTMLファイルのアップロードで行います。 - 対象がWordPressサイトであること
- PCからの操作が可能なこと
※PC以外からは設定不可
ビジネス向けアカウントを作成可能な状態というのは、すでにPinterestに登録(個人アカウント)している状態のことです。
今回は、個人アカウントの登録に関しては割愛して進めていきます。
ビジネス向けアカウントに登録する
Pinterestにログインしている状態で、右上のメニューをクリックして、「ビジネス向けアカウントに無料登録する」をクリックします。

「さっそく始める」をクリックします。

アカウント名を決めて入力し、適切な業種を選び「次へ」をクリック。

メールアドレスを入力します。
※今回は「後で」を選びました。

WordPressサイトのURLを入力し、「次へ」をクリック。

アンケートの答えを選択します。
※今回は、「まだ分からない」を選択。

この「次へ」をクリックすれば作成完了です。
ドメイン・アカウントの認証を行う
ビジネス向けアカウントの右上のアイコンをクリックして「アカウント設定」をクリックします。

「ドメイン・アカウントの認証」をクリックします。

登録時のURLが表示されているはずなので、そのまま「認証する」をクリックします。

認証オプションは、環境に合わせて適切な方を選びましょう。
筆者の場合は独自ドメインを取得しFTP接続を設定しているので、今回は後者を選択しました。
「ダウンロード」をクリックしてHTMLファイルをPCに保存します。
この画面はそのままの状態でキープしておきます。

※ルートディレクトリとは、FTP接続したときの最上位の場所で「/」で表示されます。
以下が、FTPソフトを使ってルートディレクトリに接続してHTMLファイルをアップロードした状態の画像です。

アップロードが完了したので、さきほどの画面に戻って「次へ」をクリックします。
すると、以下の画面が表示されるので、「送信」をクリックします。

すぐに登録メールアドレス宛に認証完了のメールが届きます。
※個人アカウント登録時に入力したアドレス宛です。

この時点で画面を更新すると緑のチェックマークがついているはずです。

これで認証完了です。
RSSフィードをリンクする
ここからが、自動でピンを公開する設定になります。
今回は、WordPressサイトで作成しているカテゴリ分だけボードを作り、それぞれのRSSフィードを登録していきます。
作業をすすめるにあたって、RSSフィードのURLが必要になるので、まずはその説明をします。
WordPressのRSSフィードのURLについて
例:https://test.com/test/feed
という風にカテゴリページの末尾に「/feed」をつければOKです。
ちなみに、このRSSフィードURLをChromeで表示させると、以下のような出だしで始まるソースが表示されます。

手順説明に戻ります。
さきほど緑のチェックを確認した画像の下の方にある「RSSフィードをリンクする」をクリックすると以下の画面がでます。
登録するカテゴリのRSSフィードURLを入力します。

次に、「保存先のボード」をクリックして、「新規ボードを作成」をクリックします。

「名前」にカテゴリ名を入れます。
※今回はtestというカテゴリで作成。
他は変更せずに作成をクリックします。

次に、「保存する」をクリックします。

※URLに問題があればエラーがでますので修正してください。
問題がなければ、以下の赤枠内のようにフィードが追加されます。

同じ要領で「フィードを追加する」から全てのカテゴリを登録すれば設定完了です。
まとめ
今回は、Pinterest(ぴんたれすと)のRSSフィードを使ったピン自動公開設定の手順について書きました。
日々の作業を軽減してくれる機能なので積極的に使っていきましょう。