なるべくストレスなく食事量を減らす方法!満腹中枢の機能をうまく利用する
ダイエットの目的は、健康であったり美しさの追求であったりと様々です。
しかし、ダイエット方法は共通していて「食事量の調整」がメインですね。
そして、なるべくストレスなく痩せるのが理想的です。
今回は、満腹中枢の機能を利用し、ちょっとした工夫で食事量を減らす方法をお伝えします。
まずは、食事量を左右するキーポイントである「満腹中枢」について説明していきます。
満腹中枢とは?
満腹中枢(まんぷくちゅうすう)は、「お腹がいっぱいだから食べ物はいらないよ!」と脳に知らせてくれる器官のことです。
満腹中枢は、血糖値の上昇を感知することができ、それがあるラインを超えてくると食欲を止めてくれる仕組みになっています。
この仕組みをうまく利用してダイエットに役立てるということが今回の記事の趣旨になります。
満腹中枢の弱点
満腹中枢が機能するには、食べ始めから約20分という時間が必要になります。
この時間差によって起こるのは、「量的にはすでに満腹であっても20分以上経過しなければ食欲が止まらない」という事態です。
早食いであればあるほど食べ過ぎてしまう事になります。
その結果、食事ごとに肥満への階段を登っていくことになると言っても過言ではないでしょう。
満腹中枢機能を利用して食べ過ぎを防ぐ
満腹中枢の機能をダイエットに生かすには、その弱点をカバーする方法で食事を摂る必要があります。
この方法には、大きく分けて2つのアプローチがあります。
ゆっくり時間をかけて食べる
20分という時間をかせぐには、「会話をしながら食べる」のも1つです。
行儀が悪いとされる「ながら食べ」もゆっくり食べるという意味では正解ですね。
ただし、どういう食べ方をするにもしっかり味わってよく噛んで食べることが大切です。
よく噛むことで消化吸収もスムーズになりますし、時間も更にかせげます。
食事に時間をかける方法は、個人個人でいろいろと工夫が可能です。
自分に合った方法を考えてみましょう。
分割して食べる
満腹中枢の反応がついてこれないのは、一度に食べようとするからです。
コース料理のように間があくような食べ方をすれば自然と食べる量も減ります。
例えば、まずサラダを作って食べる。
食べ終わってから、下ごしらえだけしていたメインの調理をはじめる。
このように意図的に時間があくようにしてしまえば、次に食べるものがまだ食卓にないわけですから、確実に時間をかせぐことができます。
もう一つ例を挙げるなら、食事の20分以上前に軽く食べておくという方法もありますね。
こちらの方法も、いろいろとパターンは考えられます。
まとめ
今回は、満腹中枢の機能を利用し、ちょっとした工夫で食事量を減らす方法についてお伝えしました。
体重が気になる方は今回の内容を参考にし、満腹中枢の反応を置き去りにせずに食事をすることを意識してみてください。