ブログに【広告を貼るタイミング】はいつ?PVがいくらになってから?
ブログ運営をはじめた後、どのタイミングで広告を掲載するべきなのかを独自の視点でまとめました。初心者から中級者の方には参考になる内容だと思います。
適切な広告掲載タイミングについて
結論からいうと、「月に見込める広告収入が1000円を越えたタイミング」で広告掲載を開始します。
ここでいう広告収入はGoogle AdSenseを想定しています。
そして、AdSenseでは「1pvで0.3円が平均ライン」だと言われています。
設置環境やその他要因によって変わってくると思いますが、この数値を踏襲すると、1000円を越える為に必要な月間PVは、3333以上ということになります。
月を30日とするなら、「1日に111PVを上回ってくるならAdSenseの広告掲載を検討」しましょう。
むろん、1pv=0.3円を下回る可能性もあるので自己責任でお願いします。
ちなみに、筆者のこれまでの実績では0.4円程度でした。
なぜそのタイミングなのか?
まず、前提を明確にしておく必要があります。
筆者が想定したのは、「安いサーバーでブログ運営をはじめた初心者」です。
※ただし、独自ドメインは取得していること。
具体的には、無料であったり月額200円程度のサーバーです。
そして、月1000円という額は、今の時代ならそこそこのスペックのサーバーが借りられる額だと思います。
要するに、月1000円程度の収入が見込めるなら、そこそこのサーバーに切り替えてから広告掲載を開始すれば、最低限サーバー代はペイできるので堅実ということです。
狙っているサーバーの月額料金が明確なら、その額が稼げるPV数を計算して1日の目標PVを設定するとよいですね。
なぜ、広告掲載をしない方がよいのか?
「そもそもなぜ、無料や安いサーバーの間は広告掲載をしないのか」という疑問があると思います。
それは、一言でいうと「広告掲載でページ表示速度が落ちる」からです。
Googleで記事を上位表示させるには、ページの表示速度の速さも重要なので、少しでも負荷を減らすことが求められます。
だから、安いサーバーのうちはあえて広告掲載を行いません。
「広告数を絞るのはどうなの?」とおっしゃる方もおられると思いますが、筆者の環境下で検証したところ、広告数が1つであろうと4つであろうと負荷に差はありませんでした。※ご使用の環境下では結果が異なるかも知れません。
ですから、広告表示は無しという判断になります。
無広告状態の時期に、ひたすらトライアンドエラーを繰り返しながら検索での上位表示を狙っていきましょう。
【例外】当初から広告掲載してもOKな場合
一応、例外の話もしておきます。
もし、「広告を掲載しても表示速度が変わらない環境」があるのなら、最初から広告を掲載しても良いということになります。
例えば、当サイトの場合はこの例外が当てはまります。
実際に、ページの表示速度を広告の有・無で計測しましたが明確な差はでませんでした。
計測に使ったサイトは以下の2つで、いずれもGoogle系です。
- PageSpeed Insights
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/


※明確な変動がなかったので広告有りの数値画像のみ掲載。計測は、表示速度が最も遅いであろうページで行いました。
ここで、おそらく皆さんが気になっている当サイトの環境についても明確にしておきます。
スターサーバーのライトプランは、契約期間によって月額300円~200円と変動します。
スタードメインでドメインを取得した場合、有料サーバーを別途借りなくても、無料サーバーを使用することができるので、超初心者にオススメです。
無料サーバーでは容量制限が低く設定されているので、画像をたくさん入れて「何100記事も」とはいきませんが、スタートとしてはありだと思います。
筆者の場合は300記事ぐらいまではいけました。
ページの表示速度自体は、スターサーバーのライトプランとくらべても差はありませんでした。
話は戻りますが、筆者の環境で表示速度が落ちなかった要因として、無料テーマである Luxeritas(ルクセリタス) の貢献度が高いと思います。
WordPressの無料テーマ選びは、表示速度の速さを優先して決めたほうが良いでしょう。おそらくページのSEOに関しては有名テーマなら大差ないと思います。
というわけで、例外も存在するというお話でした。
まとめ
今回の記事の内容をまとめます。
- 安いサーバー環境でブログ運営をはじめた場合、月に1000円の収入を越えるまではAdSense広告を掲載しない
- 広告を掲載してもページの表示速度がかわらないならその限りではない
詳しい理由に関しては記事を参照してください。
ちなみに、AdSenseの審査に何度も落ちる場合もあるので、審査自体はサイトが完成してある程度記事が増えたらチャレンジしていきましょう。