新型コロナウイルス生存期間についての新事実【空気中・素材付着時】

2020-03-19ヘルス新型コロナウイルス

今回判明した新型コロナウイルスの生存期間を踏まえて、多人数がいる密室はやっぱり危険?・自宅に帰ってからも油断は禁物?・飛行機は実は安全だった?などについてまとめました。


新型コロナウイルス生存期間についての新事実【空気中・素材付着時】


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体外排出後のウイルスの生存期間について

体外排出後のウイルスの生存期間について

アメリカ国立衛生研究所などから、「新型コロナ感染を抑制するのに役立つ新情報」が発表されました。

その内容を書く前におさらいをしましょう。

私達が気をつけなければならないのは、大きく分けて2つりあります。

空気を介して感染する、空気感染エアロゾル感染

ウイルスを持っている人が触れたものを介して感染してしまう接触感染です。

そして、新型コロナウイルスにおいて警戒するべきは、エアロゾル感染と接触感染だということが明らかになっています。

そして、今回発表された内容が以下になります。


空気中や、各素材に付着した場合の生存時間

空気中:エアロゾル状態で3時間以上生存

素材:銅は4時間・ステンレスは48時間・ボール紙24時間・プラスチック72時間

参考: アメリカ国立衛生研究所 発表内容より

まず、エアロゾル状態で3時間以上生存するということは、人が多い密室に長く留まるとそれだけで感染する可能性があるということになります。

室内では、常に換気されている状態を保つことが必須となります。

ただ、「どの程度」の換気が必要なのかという話は一切でてきていないのが現状です。

窓を開けているだけでは不十分な可能性があるので、充分な換気設備がない場所にはなるべくいかないようにするのが良さそうです。

私達ができることは、密室状態の場所にはいかないこと、どうしても人が集まる屋内に行かなければならないなら、換気するように促すことぐらいですね。


接触感染については、人から人へのケースは、注意をすれば回避可能です。

日本人の場合は、西洋人と違い濃厚なスキンシップをしない民族なのでハードルは低いですね。

気をつけるべきなのは、「物を介しての接触感染」です。

今回発表された内容から気をつけるべき一例を挙げます。

  • 釣り銭
  • 金属製の手すりなどの構造物
  • ネット通販などで使われるダンボール
  • スマホなどの携帯端末

こういったものに触れたのなら、こまめに手洗いや消毒などを心がけるほうが良いでしょう。

無意識に触ってしまうスマホのようなものは、少なくとも家に帰ったタイミングでアルコール消毒液などを使って除菌するのが望ましいです。

ワイドショー番組に出演していた医師の発言ですが、「アルコール消毒液がなくても、布などに石鹸を混ぜた水を染み込ませ対象物を拭いてから、同様に水を染み込ませた布で拭き取れば良い」とのことでした。

参考:ワイドショー:グッディ放送内容より

これで良いのなら、「アルコール消毒液の意味は?」と思ってしまうのですが、その道のプロがいうなら一定の効果はあるのだと思います。

アルコール消毒液が不足している今なら、やらないよりはやったほうが良さそうですね。

ただし、電子機器の場合は防水の有無がありますので気をつけましょう。


飛行機内の空気は安全だった?

飛行機内の空気は安全だった?

新型コロナウイルスでは、武漢からの帰国者から多数の感染者がでました。

「飛行機という密室にいたから感染が広がったのでは?」と誰もが思ったはずです。

しかし、調べてみると飛行機の換気システムはとても強力でした。

機内の空気が完全に入れ替わるのにかかる時間は、なんと5分です。

それがエンジンが動いている間は常に行われています。

充分な換気速度がどの程度なのかは明らかになっていませんが、流石に5分で入れ替わるなら安全だと考えてよいのではないでしょうか。

そういった中で、感染者が多かったということは、エアロゾル感染ではなく、搭乗前に武漢で感染してたか、機内での接触感染の可能性が高いと思われます。

ちなみに、高層ビルの場合は、空気が完全に入れ替わるのに1時間程度かかるようです。

ある程度大きな施設の場合、換気の基準があるようなので、小さくて換気設備が脆弱なところにいくよりは感染リスクが減るかもしれませんね。


まとめ

新型コロナウイルス生存期間についての新事実【空気中・素材付着時】のまとめ

エアロゾル状況下でのウイルスの生存時間が3時間以上もあることが判明しました。

感染のリスクを減らすには、「密室で、多人数かつ換気が不十分な場所」にはなるべく近づかないことが大切です。

また、物に付着したウイルスの生存時間は思った以上に長いので、帰宅時などに相応の処置を行うほうが良いでしょう。

特に無意識に触ってしまうスマホには注意が必要です。

個人的には、この機会に換気システムの普及補助金のようなものを設けてもよいのではないかと思っています。

狭くて人口密度の高い、オフィスや学校の教室などを優先すれば効果があると思います。

今回の新型コロナウイルスだけでなく、エアロゾル感染が起こる感染症が存在する限り有効なものなので、捨て金にはならないはずです。

さらにいうなら、しっかり換気すると二酸化炭素濃度が下がり「眠気にも襲われにくくなる」ので、一石二鳥だと思います。


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