【ブログ記事の書き方】文章を作るときに絶対に抑えておくべきポイント
人に読んでもらうための記事を書くにあたって、最低限抑えておくべきことをまとめました。
今回紹介するポイントさえ抑えておけばひとまず安心です!
ブログ記事作成で絶対に抑えておくべきポイント
ブログを書く時に、最低限「抑えておくべき」は、以下の2つの項目です。
- 文の書き方
- 文章の構成
特に重要なのは、「文の書き方」です。
今回の記事では、「文の書き方」をメインとし、「文章の構成」にも触れていきます。
文の書き方
はじめに
記事を書く上でまず考えるべきは、文の合格基準についてです。
一番良いのは、「完璧な文章」を書くことですよね。
筆者は当初、「ある程度勉強すれば完璧な文を書く力が身につくだろう」と思っていました。
ですから、いろいろな書籍やネット情報を調べました。
しかし、どの情報も例外なく、知りたい部分があいまいに書かれていました。
日本語の文法自体にあいまいな部分が存在することが原因です。
学者ならまだしも、一般人が「胸を張ってこれが正解だ!」という文章を書くことは難しいだろうと思いました。
さらにいうなら、文法関連書籍に書かれている正答例に違和感を感じることが何度もありました。
文に対する感覚は、今まで生きてきた中でたくさんの生きた文章に触れながら培われたものです。
そう考えるなら、本来の文法と実社会の文法で乖離(かいり)が起きている可能性も考えられます。
ならば、違和感がない方を優先するほうが良いと思いました。
これまでのポイントをまとめると以下の2点になります。
- 日本語の文法自体にあいまいな部分が見受けられる
- 本来の文法と実社会で使われている文法に乖離がある
※あくまでも個人の見解です。
これらの理由から、完璧な文を目指すことは諦め、「抑えるべき最低ライン」は何かを探ることに切り替えました。
そして、いろいろと考慮した結果、「主語と述語が対応していること」の一点を抑えておけば問題ないという考えにいたりました。
あとは、今まで培ってきた感覚を信じることです。
読み返した時に、違和感がないのならそれでOKです。
これが、最終的に導き出した文の合格基準です。
主語と述語の対応について
主語と述語を対応させるということは、「ねじれを無くす」ということです。
ねじれた状態というのは、図であらわすと以下のような状態です。

Sは主語、Jは述語です。
修飾語などは省いています。
しっかり対応出来ているなら、上図のように線が交じわることはありません。
ちなみに、上図は複文です。
複文とは、述語が2つ以上ある文のことです。
ということは、単文(述語が1つだけ)にすれば、ねじれることがないということです。
ですから、ねじれを無くす一番かんたんな方法は、単文で文章を構成することです。
単文で構成すれば、読み手としても理解が楽になります。
ただ、単文では都合が悪いケースもあるでしょう。
そういった場合は、可能な限り単文で書き、複文を使うときはねじれに気をつけましょう。
以下にねじれてないパターンも紹介しておきますので参考にしてください。

1つ目のパターンのように、主語と述語を兼任するケースがあります。

日本語は、それまでの流れを考慮し、わかりきった主語を省略することが多いです。
この例はよくあるパターンですね。
そもそも主語・述語はどう見つける?
これは、いまだに悩む部分です。
小学校で習うようなわかりやすい文章であれば、間違うことはないでしょう。
しかし、「そこらにあふれている複雑な文」の中から探し出す場合、混乱することがよくあります。
結論から言うと、主語述語は、「何が(主語)」、「何だ・どうする・どんなだ(述語)」で判断しましょう。
ただ、この形式に当てはめようとしても全てをカバーできませんので、あくまでも「概念」として使いましょう。
こういう部分も文法のあいまいなところなのですが、これに関しては回避不能です。意識しながら経験を積みましょう。
もし、文には主語と述語が1組しかないと勘違いしていた人がいるなら、今回の記事で払拭できたはずです。
今までより探しやすくなったのではないでしょうか。
実際の文の書き方・手順について
実際に文章を書くときに心がける点を挙げておきます。
まず主語と述語を先に書いて対応させておく。
その上で、装飾をしていけば間違いは起こりません。
それが難しいなら、とりあえず文を書きはじめて、主語が出た時点で述語という着地点を意識することです。
着地しないまま新しい主語をいれないようにしましょう。
主語を省略するケースでも、慣れるまでは省略せずに書いて、ねじれのない文が完成したら消しましょう。
いずれにしても、今までは特別意識せずに文を書いていたと思いますので、慣れるには時間が必要です。
わかりやすい文を書くコツについての考察
わかりやすい文にするコツとしてよく見かけるものに、以下の2つがあります。
- 主語と述語を近づける
- なるべく早く主語を登場させる
もしこれらを両立させるなら、究極は主語と述語のみの文ということになります。
それなら確かに、理解しやすいですね。
メモをとったり伝達する場合には、主語・述語のみというシンプルな形の方がよい場合も多いでしょう。
しかし、通常の文としては、接続語や修飾語はどうしても必要になってきます。
例えば、修飾語なら主語の前か後に入れる必要があります。
前にいれると、「主語がでてくるのが遅くなり」、後ろにいれると、「主語と述語の距離が離れて」しまいますね。
どう転んでもどちらかには支障がでるので、そこまで気にしなくてよいと思います。
ただ、どちらを優先するかを考えると、筆者の場合は「主語と述語を近づける」方だと思っています。
その方が、後味がすっきりするイメージです。
最後に1つ注意点です。
修飾語を入れる位置については気にしなくてよいと書きましたが、だからといって詰め込み過ぎないように注意しましょう。
修飾語の部分が長くなってしまうなら、別の文として分けて書くことで読みやすくなります。
文章の構成
文章の構成についても少しお話をしておきます。
※文が複数集まると文章になります。
どういう順序で文章を展開していくかは、いろいろなパターンがあります。
理想形としては、「文頭に結論をもってくること」です。
結論を早めに書いて、理由・根拠・事例などを自然な流れで書いていくほうが読み手の負担が少なくなります。
探しものをもったいつけるとイライラさせてしまうので、なるべく早く提示してから詳細を書くのがベストです。
しかし、筆者はどうしても結論を最後にもってきてしまう癖があります・・・。
これも慣れなので意識していく他ありません。
まとめ
今回は、ブログ記事を書く時に最低限抑えておいたほうがよいポイントをお伝えしました。
文を書くときは、「主語と述語が対応していること」が最重要です。
あとは、読んでみて違和感がなければ合格としましょう。
文章については、「結論から展開して行くほうが親切」です。
この記事の内容は、筆者の備忘録としての側面もありますので、今後も加筆修正を行っていく予定です。