新型コロナウイルス予防にも有効!【免疫力を高める方法】摂取するべき栄養素とは?
最近「風邪をひきやすくなった」、「病気が治りにくい」など、感じたことはないでしょうか?
私たちの体を外敵から守っているのは免疫力です。
しかし、免疫力は思春期をピークに、40代になると半分程度まで落ち込んでしまいます。
年齢を重ねていくほど、体には気を使ったほうが良いということですね。
今回は、免疫力を高める方法を栄養素に注目してご紹介していきます。
免疫力とは?
免疫力とは、ウイルスや病原菌など体に害をおよぼす外敵の侵入を防いだり、体の中にできた害をもたらす細胞を殺してくれる自己防衛システムです。
このシステムはとても巧みにできていて、複数の免疫細胞が連携して働いています。
免疫の力で、風邪やインフルエンザウイルスなどの侵入を防いだり、がん細胞を死滅させる事も可能です。
免疫力がおちる原因
免疫力が落ちる原因は以下のように複数あります。
- 加齢
- ストレス
- 疲労
- 栄養不足
- 睡眠不足
まず、加齢による免疫力低下については、対処できないので無視するしかありません。
しかし、その他4つに関しては、普段から気をつけていればある程度回避が可能です。
一番簡単で効果が望めるのは、栄養面の改善です。
しっかりと栄養がとることができれば、ストレスや疲労の改善にもつながります。
栄養に関しては、たとえ忙しくてもサプリメントをうまく利用することでカバーできるはずです。
免疫力をUPさせるための栄養素
- グルタミン
免疫細胞の増殖 - アルギニン
マクロファージの活性化
マクロファージは、体に入った異物を食べる細胞で、体内の掃除屋といわれています。
更に、
- テアニン
- シスチン
これらを合わせて摂ることで、ウイルス感染に対する抵抗力や回復力が上がります。
特に風邪やインフルエンザウイルスの動きが活発な冬場には摂取しておきたい栄養素です。
ちなみに、テアニンとシスチンを摂取してなかった場合、 摂取した人に比べて「2.5倍以上の人が風邪をひいた」というデータがあります。
また、風邪をひいてしまった場合でも、摂取していた人はしてない人に比べて、「症状がでる期間が3分の1程度ですんだ」という結果もあるようです。
ストレス・疲労での免疫力低下の解決方法
先にも述べましたが、疲労やストレスに関しても栄養素で改善が可能です。
肉体的な疲れには、BCAA(バリン・ロイシン・イソロイシン)が、神経的な疲れには、アルギニン・BCAAが有効です。
これらに合わせて、ビタミン・ミネラルを摂取することでより効果が期待できます。
まとめ
アミノ酸・ビタミン・ミネラルをしっかりとることで、 免疫力を上げることができます。
今回とりあげた、グルタミン・アルギニン・テアニン・シスチン・BCAAは、全てアミノ酸の一種です。
これらアミノ酸には、免疫力アップだけでなく、さまざまな効果があります。
健康的な生活の基盤として、意識的に摂取することをオススメします。
栄養は食品からとるのが王道ですが、ジャンクフードが蔓延している今の時代、どうしても偏ってしまいがちです。
摂取しきれない栄養素については、 アミノ酸系やマルチビタミン・ミネラルの サプリメントを利用することも視野に入れると良いでしょう。