習慣化に失敗し続けているる人へ!これが目的達成の為の4つのコツ
「これならできるかも!」「もう一度やってみようかな!」と思っていただけるようなコツをお教えします。
誰しも自分を変えたいと思っています。しかし、生活習慣や考え方を変えていくのは大変な作業です。そんな習慣化の困難に負けない考え方や方法をコツとしてまとめました。
習慣化を失敗し続ける理由
人間誰しも、「これができれば人生が変わるだろうな」と思ったことがあると思います。
例を挙げるなら、「英語が話せれば」、「ダイエットが成功すれば」などです。
しかし、こういった変化にチャレンジするも、途中で挫折することを繰り返すケースは多いです。
なぜ私達は、思ったように物事を習慣化することができないのでしょうか。
うまく習慣化できない理由としていくつか考えられます。
- いきなり大きい目標に挑んでしまう
- だんだんと面倒臭くなり行動しなくなる
- 一度失敗したらそこでやめてしまう
最初の2つは、失敗の要因ですね。
そして、3は失敗したらすぐに諦めてしまう心構えの問題ということになります。
皆さんも、思い当たる節があるのではないでしょうか。
しかし、逆に考えると、これらをクリアできるなら習慣化の成功に近づくはずです。
次の項目以降で、これらを解消するためのコツについて説明していきたいと思います。
習慣化のコツ①:習慣化に取り組む前に覚悟を決める
人は、結果(報酬)が得られるかわからないことに対する努力を嫌います。
ある程度の努力までは我慢できるのですが、自分の中で一定のラインを越えた時に結果が伴っていなければ、無駄だと感じてしまうのです。
そのため、継続することが面倒になって途中でやめてしまいます。
しかし、やっていることが正しくても結果がでるまでにはそれなりの時間が必要です。
私達に必要なことは、「結果を得るためには、それなりの時間がかかるということをあらかじめ覚悟しておく」ことです。
長期戦になると覚悟して挑むのと、早期に達成できるだろうと楽観して挑むのとでは継続性に大きな差がでてきます。
例えるなら、マラソンなのに短距離走のペースで走ってしまうようなものです。
この場合、ペース配分を失敗して早々に退場してしまうことになりますね。
もし、長期戦になることが許容できないようなら、その習慣化には取り組まないほうがよいと思います。
取り組む事柄によってかわりますが、「習慣化には1ヶ月から半年程度の日数が必要」だと言われています。
そして、忘れてはならないのは、習慣化がゴールではないということです。
真のゴールは、習慣化したことをさらに継続した先にあります。
習慣化のコツ②:無理なく実行できるレベルからはじめる
習慣化のスタート直後に無理のあるノルマをもってくると当然ながら長続きしません。
最初の数日は、テンションが高くなっていてこなせるかも知れません。
しかし、多くの場合、習慣化する前にテンションが下がってしまいます。
三日坊主になってしまうのはこのパターンが多いです。
これを回避するには、レベルをしっかり落とした状態からはじめることです。
「いついかなる時でも確実に実行できると思えるレベル」であることがポイントです。
具体的には、以下の2点がコツになります。
- 目標とする習慣をいくつかの小さい習慣に分割する
- 分割したものを更に実行可能なレベルまで落とす
もし、分割しなくても実行可能なレベルまで落とせるのであればそれでもOKです。
このようにして、まずは正しい方向性で小さな積み重ねを行って習慣化し、その後、徐々にレベルを上げていくのが目標達成の近道になります。
習慣化のコツ③:面倒臭さの軽減について工夫する
習慣化を阻害する、「面倒臭さ(めんどくささ)」を可能な限り取り除くように工夫しましょう。
面倒臭さは、実際に取り掛かる時の手間の多さに比例して大きくなります。
例えば、出かけるときに服を着替えなければならないなら面倒ですよね。
しかし、そのまま外に出ても違和感のない部屋着を着ていればどうでしょうか?
外出の面倒臭さが一気に軽減されるとおもいませんか?
あるいは、お風呂上がりにそのまま外出着を着れば、少なくとも外に出るために着替えるという手間がなくなるので、面倒くささが軽減されるはずです。
風呂上がりに外出したくないなどのツッコミは、無しでお願いします。あくまでも例なので・・・。
私が言いたいことは、こういった工夫を散りばめることで、面倒くささは軽減していけるということです。
自分に合った工夫の仕方を考えていきましょう。
やめたい習慣がある場合
やめたい習慣がある場合にもこのコツは利用できます。
もし、あなたにやめたいと思っていることがあるなら、それを行う際に、いつもより多くの手間がかかるようにすればよいのです。
例えば、ゲームをやめたいなら、ゲームをプレイしたあとにコード類やその他取り外しが可能なものを全部はずし、取りに行くのも面倒な場所に置いておくといった感じです。
ゲームをプレイしたい欲求より面倒臭さが勝つぐらいの手間があるなら、自然とゲームをやる頻度は下がっていきます。
そんなことをしなくても、普通に禁止にしたほうがよいのでは?と思った方もおられると思います。
しかし、行為自体を禁止にした場合、それを破ったときに快感・達成感が発生してしまい、逆効果になってしまいます。
あくまでも面倒臭さをプラスしていくことが大切です。
習慣化のコツ④:やめない仕組みをつくって運用する
私達は完璧な存在ではないので、失敗することは日常茶飯事です。
しかし、「失敗しちゃったなぁ」で終わりにすることだけはやめなければなりません。
それでは物事が前進せず、また同じことを繰り返してしまうからです。
なので、失敗することを前提とした仕組みを採用しておく必要があります。
非常に簡単な仕組みですが、Plan-Do-See(プラン・ドゥ・シー)を実践していきましょう。
計画・実行してみて、結果について評価をし、評価をふまえてまた計画という流れを成功するまで繰り返していきます。
評価時には、どこをどのように変えればうまくいくのかをいろんな視点で考えることが大事です。
また、他の誰かがうまくいった方法でも、同じ様に自分がうまくいくとは限りません。
自分に合った方法を見つけましょう。
あきらめずに、何度も見直しをして再チャレンジしていくことが大事です。
Plan-Do-Seeの流れを、目標達成するまで決してやめないと決めてしまいましょう。
まとめ
習慣化を成功させ、その先にある目標を達成するためのコツとして、以下の4つをとりあげました。
- 習慣化に取り組む前に覚悟を決める
- 無理なく実行できるレベルからはじめる
- 面倒臭さの軽減について工夫する
- やめない仕組みをつくって運用する
これらの考え方を組み込んで、オリジナルの習慣化計画を立て、実行していきましょう。