【1.74レンズ】にデメリットはあるのか?JINSの薄型非球面レンズをレビュー!

2020-02-19レビューメガネ

この記事にたどりついた方は、屈折率1.74のメガネレンズについて、ある程度把握されていると思います。
ただ、「実際はどうなの?」という疑問をもっている方が多いのではないでしょうか。
その疑問を解決するために、JINSが提供する屈折率1.74の薄型非球面レンズについてメリット・デメリットをレビューします。



1.74レンズ



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ネット情報による1.74レンズのメリット・デメリット

1.74レンズのメリット・デメリット

まず、私が事前にネットで調べた情報をまとめました。

1.74レンズのメリット

検証するまでもなく、間違いなく存在するメリットは「薄さ」です。

その他のメリットは、実際に検証することで明らかにしていきます。

1.74レンズのデメリット?ネットでの悪評について

屈折率1.74のレンズに対するデメリットとして以下の3つが挙げられています。

  • 文字がにじむ
  • 視界が黄ばみがかる
  • 重い

メーカ問わず、1.74レンズに対してこのようなデメリットが、ネット上で確認できました。

いくら薄くても「にじむ」・「黄ばむ」・「重い」となると敬遠しようかと思ってしまいますね。

ただ、重さに関しては同じ厚みならという条件がつきます。

屈折率を上げればレンズ自体が薄くなるので、一方的に重くなることはありえません。むしろ軽くなる可能性があります。

メーカーのサイトでは、重くなることを主張しており、違和感を感じました。

なるべく1.74レンズを選ばせないような誘導にも思えてしまいます。

いずれにしても、1.74レンズに対するネットの評価が本当なのか、身銭を切って検証したいと思います。


なぜJINSの1.74レンズで検証するのか?

屈折率1.74レンズの検証

結論からいいますと、価格で決めました。

屈折率1.74のメガネレンズを試すにあたって、先に挙げたネット情報のデメリットがリスクとなります。

悪い結果になる可能性があるので、なるべくコストをかけずに検証します。

今回は、ネット購入→店舗でレンズを入れる、というパターンを選択しました。


ちなみに、安価に1.74レンズを選べるのは、「JINS」と「オンデーズ」でした。

どちらも1万円以内で1.74レンズを手に入れることができます。

JINSの方が少し安いということと、ちょうどクーポンが手に入る時期だったこともあり、今回は文句なしでJINSに軍配があがりました。


1.74レンズで注文をする際の懸念

1.74レンズ注文時の懸念

屈折率1.74のレンズは、屈折率の低いレンズより高コストです。

「どんな度数や屈折率のレンズでも追加料金0円」をうたい文句にしているメーカーとしては、その分、利益率が下がってしまい旨みが減ることになります。

その為、客から「屈折率1.74のレンズで作ってほしい」と希望すると、1.74レンズのデメリットを並べ、低い屈折率のレンズに誘導されるというネット上の噂があります。

こちらについても実際に検証したいと思います。

ちなみに、度数による屈折率の選択は各メーカーで基準があり、何も言わなければ自動的に決まります。


1.74レンズを希望した際のJINSの反応

低屈折率レンズに誘導されず、スムーズに手に入れることができるか検証した結果です。

インターネットでの事前問い合わせ

JINSに「1.74レンズで注文したいが問題ないか」という旨の問い合わせをした返信内容が以下になります。

レンズの屈折率は、レンズの薄さだけではなく、透明度などにも影響を及ぼす為、JINSオンラインショップではお客様の度数に合わせて最適な屈折率のレンズを選び、作成を致しております。
※屈折率の数値が上がるほどレンズは薄くなりますが、透明度や強度等は下がってしまいます。

しかしながら、ご希望の屈折率がお決まりの際は、別途対応致しておりますので、店舗スタッフまでご希望の屈折率にて作成を希望の旨申し出下さいますようお願い致します。

尚、屈折率「1.74」レンズでの作成の場合、店舗で受付後レンズメーカーへの取り寄せとなる為、作成に10日前後お日にちを頂いておりますので、予めご了承下さいませ。

JINSへの問い合わせメールより

ということで、希望の屈折率が予め決まっているなら対応するとのこと。

これで安心して購入できます。


店舗でのレンズ引換券行使時

ネットで購入するとフレームとレンズ交換券が届きます。

レンズ交換券を持って、実店舗の受付カウンターまで行き、引換券を提示します。

その際に、屈折率を1.74にしてほしい旨を伝えると、嫌な顔を一切せずに受け入れてくれました。

理由をつけて、低屈折率に誘導されるかなと警戒していたのですが、全くなしです。好印象!

ちなみに、受け取りまでに7日かかりました。
ネットでの問い合わせでは、10日前後と聞いていたので早く感じました。


ここでひとつ可能性のお話をしておきます。

今回1.74ですんなり受けてくれたのは、度数が-6.50であることも関係しているかもしれません。

あるサイトで、-6.50は1.74で制作してもおかしくない度数と記述されていました。


JINSの1.74レンズに関する評価

JINS1.74レンズの評価

前提となるレンズ情報


  • 比較対象レンズ(レンズダイレクトで購入)
    度数-6.00 屈折率1.67
  • JINSレンズ
    度数-6.50 屈折率1.74

※いずれも片側非球面レンズ
※JINSレンズの度数が0.50強くなっている点に留意


JINS1.74レンズの評価結果

先に評価結果を書いてしまいます。

評価:JINSの1.74レンズに重大なデメリットはない!

実際にかけてみると、全く「にじみ」や「黄ばみ」を感じませんでした。

視界良好です。

重さも問題なし。

可能なら、屈折率の違いによる重さの比較をしたいところですが、別の屈折率のレンズに交換でもしない限りわかりません。


参考データとしてですが、購入時についていた度なしのレンズとの比較を掲載しておきます。

 
度なしのレンズとの重さ比較
  • 度なしレンズ:21.5g
  • 1.74レンズ:27.45g

1.74レンズの方が、約6g重いという結果でした。


レンズの厚みについて

こちらは1.67と1.74での比較です。

形状の違うレンズでの測定なので参考までに。

手持ちの測定器具に限界がある中で、なるべく差異の少ないであろう図の赤丸の位置で比べてみました。


屈折率1.74レンズの厚み測定

※眼鏡の右側のレンズと鼻パッドを簡略化した図


 
結果
  • 屈折率1.67、度数-6.00=3.2mm
  • 屈折率1.74、度数-6.50=2.8mm

度数がアップしているにもかかわらず薄くなりました。


屈折率による目の大きさの違いについて

なるべく同じ構図と距離で画像を撮影し、目の大きさを比較してみました。

結果として、1.67と比べて2~3mmほど1.74の方が目が大きくみえました。

度を0.5ほど強めたことを考慮すると、1.74にすることでの目の大きさUPについて馬鹿にできないですね。

度が強くて目が小さく見えてしまうのが嫌な人は1.74が良さそうです。


まとめ

1.74レンズのレビュー結果

JINSの屈折率1.74レンズに重大なデメリットはない!


 
良いと感じた理由(他社1.67レンズとの比較)
  • 黄ばみ:感じない
  • にじみ:感じない
  • 重さ:問題なし 
    ※度なしレンズより1円玉6枚分重くなった。
  • 厚み:薄くなる
  • 目が少し大きくみえる

以上です。

お金が無駄にならない結果が出て満足です。


余談ですが、セルフレームでも店舗でツル部分のフィッテングをすることをおすすめします。

できるものとできないものがあるかもしれませんので事前に確認してください。


追記

数ヶ月使用してみて感じたことを追記しておきます。

使用感は相変わらず問題ないです。

ただ、1つ気づいたことがあります。

レンズの端の方を通してものを見る時に、歪みが感じられることがあります。

何を見るかによって感じたり感じなかったりします。

私がはじめてそれに気づいたのは、PCのLINEの、メッセージが届いていることを通知する以下のアイコンでした。

ただ、基本的にはレンズの中央付近しか使わないので、問題というレベルではありません。

それに、1.74だからというわけではなく、ある程度の屈折率であれば多かれ少なかれ生じる歪みですね。

今でも1.74レンズにして良かったという気持ちは変わりません。


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