口テープ!で改善の可能性あり【口臭・風邪・口内炎・虫歯・いびき・におい玉】
今回は、口テープの可能性と実践方法についてまとめました。
「口テープ」には、口臭・風邪・口内炎・虫歯・いびき・におい玉を改善できる可能性があります。
方法もシンプルで、就寝時に口にテープをはるだけというお手軽な健康法です。
一時期話題になった健康法なので、目新しくはありませんが効果は絶大です。
なぜ「口テープ」が健康につながるのか?
今回の記事は、3年以上実践した人の証言を元に書いています。
個人差があり、当てはまらない場合もあるかもしれませんので、その点はご留意ください。
口テープで解消できる可能性のある症状と理由
以下のような症状がある方に「口テープ」をおすすめします。
- 朝起きた時の口臭が気になる
- 口内炎ができやすく長引く
- まだ治療する必要はないが虫歯化しそうな箇所が存在する
- 冬場、朝起きると喉が痛い・風邪をひきやすい
- いびきをかくことがある
それぞれについて、詳しく説明していきます。
朝起きた時の口臭が気になる
口臭の原因にはいつくかあります。
朝起きた時の口臭は、「起床時口臭」といって生理的口臭の1つです。
生理的口臭は、生活習慣の改善などでよくなるので、治療の必要はありません。
原因は、唾液(だえき)量の減少による細菌の増殖です。
細菌は、口臭の原因物資である揮発性硫黄化合物(VSC)をたくさん作り出すので、朝起きた時に口が臭くなります。
口テープによって、口の乾きを最小限にすることで口臭を防ぐことが可能です。
口内炎ができやすく長引く
口の中を噛んでしまった時にできる「カタル性口内炎」は、唾液の抗菌作用で細菌の増殖を抑えることで、治りが早くなります。
そのためには、就寝時の口呼吸を抑制する必要があります。
ちなみに、口テープを行っていなかった時は、完治するのに2週間~3週間もかかっていたようですが、口テープをするようになってから数日で治ることが多くなったそうです。
口内炎は、飲食時にかなりの痛をともなうため、早く治せるならそれにこしたことはないですね。
まだ治療する必要はないが虫歯化しそうな箇所が存在する
虫歯手前の状態なら、歯の再石灰化作用を妨げなければ、修復されるケースがあります。
そして、再石灰化作用を働かせるのに必要不可欠なのが唾液です。
また、唾液の抗菌作用は、虫歯菌や歯周病菌にも有効です。
これらの予防の為にも、就寝時の口の乾きは回避するのがベストだといえます。
冬場、朝起きると喉が痛い・風邪をひきやすい
鼻呼吸の場合は、何重もの防御網があるのですが、口呼吸をしていると、外気がダイレクトにとりこまれてしまいます。
喉の粘膜が乾燥して痛くなったり、空気中にウイルスがただよっている場合は、直接侵入できてしまいます。
特に就寝中は免疫力が落ちているので、風邪やインフルエンザなどが発症する可能性がはね上がってしまいます。
鼻呼吸に限定することで、就寝時の風邪リスクを下げることが可能です。
いびきをかくことがある
いびき以外の項目について、これまでの説明で「就寝時に口の中を乾燥させない」ことで改善が可能だとご理解いただけたと思います。
口内を乾燥させない為には、当然口を閉じることが必須ですね。
そして、口を閉じていれば「いびき」はかけなくなります。
必然的にいびき予防にも役立つということになります。
口テープを続けた結果
口テープを3年間続けている実践者からの評価。
この人は、先に挙げた問題すべてに当てはまり、その全てが解決しました。
今では、「体調維持の為に絶対に欠かせない健康法だと感じている」とのことです。
ちなみに、喉にできる白っぽい「におい玉(扁桃膿栓)」も口テープをするようになってから出なくなったということです。
口テープのやり方
- ダイソーやセリアなどで不織布テープを購入
- 寝る前に口の中央に縦に一箇所だけ貼る
これだけでOKです。コスパ最強ですね。
テープの種類によっては、粘着力が弱かったりするかもしれませんので色々試してみてください。
不織布テープ(サージカルテープ)は、しっかりくっつくので、はがそうとしない限りは朝までもつはずです。
唇部分を保護したい場合は、 その部分だけ ガーゼをあてがったり、テープをはり合わせるなどすると良いと思います。
口テープが向かない人
中には、寝ている間に無意識にはがしてしまう人もいます。
苦しくてはがすのであれば、その原因を解消すればよいのですが、違和感ではがしてしまう人は、残念ですが口テープは向かないと思います。
お子さんに行う場合と注意点
お子さんに対して行う場合は、寝たところを見計らってつけてあげるとスムーズです。
ただし、小さい子や鼻詰まり傾向の子に行うのはリスクがあるのでやめておきましょう。
あくまでも、苦しければ自分でとりのぞくことができる人が前提となります。
多くの人が勘違いしていること
その1:
「自分は日常的に鼻呼吸だから寝てる時も口呼吸はしてない。」という方もいらっしゃるかと思います。
そういう方でも寝ている時は口呼吸になっていたりします。
案外盲点です。
その2:
乾燥を嫌ってマスクをして寝る方がいますが、あまり意味がありません。
マスクをしていても口が開いていると結局乾燥します。
マスクを使う場合は、口テープをしてからマスクをつけるというのが正解です。
他人に寝姿をみられる環境ならそのようにすれば万全ですね。
最後に
この機会に一度、口テープを試されてみてはいかがでしょうか。
安価にはじめられますし、試す価値はあると思います。
しばらく継続できるならきっとやめられなくなると思います。