マスク売り切れなら煮沸消毒で殺菌して再利用。レンチンでもOK?

2020-02-03ノウハウニュース,新型コロナウイルス

新型コロナウイルスの影響で日本でもマスクが売り切れたり高額転売されています。
手に入らないなら使い回すほかありませんので安全に再利用する方法をまとめました。
2020.4.20追記あり

マスク売り切れなら煮沸消毒で殺菌して再利用。レンチンでもOK?


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マスクを使いまわしても大丈夫なのか?

本来、マスクは一度使ったらゴミ箱にポイする必要があります。

ただ、現状はマスクを手に入れにくい状況です。
すぐに捨てていてはそのうち何もつけずに外出しなくてはいけなくなり、感染リスクが高まってしまいます。

そこで、必然的にマスクの再利用が頭に浮かびます。

問題は、再利用した場合に感染する可能性が高まるかどうかだと思います。

結論から申し上げますと、しっかり煮沸消毒するなら問題ありません。

これは、テレビで専門家が言っていたので間違いないです。

消毒用アルコールをスプレーして使いまわしている方もおられるようですが、まんべんなく確実に殺菌するには煮沸消毒をするしかありません。

手間はかかりますが安全で経済的です。


マスクの煮沸消毒の方法

マスクの煮沸消毒の方法

鍋をお湯にかけ、沸騰したら火を緩めますがグツグツ状態はキープします。

煮沸時間は、最低10分。
しっかりお湯の中にマスクをつけた状態で消毒しましょう。

浮いてくる場合は、何か適度な重しを使いましょう。
落とし蓋でも良いと思います。


レンチンについては、お湯の適度なグツグツ状態を保つのが難しいと思います。

また、ゴム部分が損傷する可能性もあります。

さらに、ノーズワイヤーの材質の問題もあります。
金属の場合は論外、プラスチックでも種類によってはレンジ不可です。

ちなみに、ダイソーの不織布マスクのノーズワイヤーは、ポリエチレンで、レンチンに耐えられると思われます。

総合的に考えると、レンチンでの煮沸消毒はおすすめできません。

試す場合は、自己責任でお願いします。


注意点

マスクの鼻部分にノーズワイヤーが入っていて、それがプラスチック製の場合は、変形の可能性があります。

熱に耐えられるかどうかは、プラスチックの種類によります。

パッケージでマスクの材質を確認し、ノーズワイヤーは部分がポリエチレンであれば耐えられます。

念の為、条件を満たしていたダイソーの不織布マスクで試してみましたが、変形がないことを確認しています。


不織布は、落とし蓋のようなものがないと水をはじきやすく、しっかりお湯につかりません。

また、煮沸したあとはプリーツ部分がシワになりやすいので、乾燥も兼ねてアイロンをドライで掛けたほうがきれいに仕上がります。

不織布マスクより、昔ながらのガーゼマスクの方が煮沸には適していると思います。


一般的な菌やウイルスの死滅時間と温度について

一般的な菌やウイルスの死滅時間と温度について

  • 腸管出血性大腸菌:75℃・1分
  • サルモネラ菌:75℃・1分
  • ノロウイルス:85~95℃ 90秒以上
  • インフルエンザウイルス:70℃以上 

という感じです。
※インフルの死滅時間データは確認できず。

新型コロナウイルスのデータはまだでていませんが、100℃近くで10分の加熱は、菌やウイルスに対してオーバーキル(過剰)状態だと言えると思います。

念を入れての10分以上ということですね。


マスク使い回しの問題点

マスクを再利用することでの問題点は、見た目です。

くたびれてきますし、白いマスクの場合は汚れも目立ちます。

この点を考慮すると、再利用にも限界があるといえます。



2020.4.11追記 不織布マスクの洗い方について

マスクの再利用について、当初よりゆるい方法でも問題ないという見解を専門家が出すようになりました。

不織布マスクの場合
・中性洗剤とお湯で押し洗いする※手洗いです。
・すすいでから可能な限り絞る
・形を整えながらドライでアイロンをしっかりかけるとともに熱を加える
・アイロンで乾ききらなければ更に干して乾かす

という手順で充分です。

※不織布同士をこすり合わせて洗うと劣化しやすいのでオススメしません。
※水を絞る時には、ねじらないようにしましょう。
※シワがでないようにうまくアイロンをあてると新品と大差ない見た目をキープできます。

洗わずに使い回す場合は、スチームアイロンでしっかり蒸気をあててやればウイルスは死滅するはずです。※スチームの実質温度は100℃
ただ、紐部分にしっかりアイロンをかけるにはコツが必要だと思います。

布マスクの場合は洗濯機での洗濯のみで充分なようです。
気になるならアイロンをしっかりかけるとよいですね。


2020.4.20追記 不織布・布マスクを洗うことについての新情報

不織布・布それぞれのマスクを洗った場合のウイルス捕集効果について、ニュースサイトで専門家からの言及がありましたので追記します。

不織布マスクは3層素材が主流で、中央の細繊維が帯電しウイルスを捕集する。奥氏は「この効果は水、特に洗剤やアルコールに接することで効果が減少するので初期性能を保証できない」とした。奥氏の実験では、新品で90%以上の捕集効率をうたうマスクを洗濯すると、効率は70%に落ちたが「70%より効率は低下はしなかった。一方で布マスクの捕集効率は20~40%。対ウイルス効果を重視するなら、洗った不織布マスクの方がベターかもしれない」と話した。

 引用:ライブドアニュース https://news.livedoor.com/article/detail/18142192/

この専門家の方は、不織布マスクは手洗いすれば10回は使用可能という考えです。

布の場合は100回は使えるそうです。

飛沫をガードするだけであれば、100回もの洗濯に耐えられる布マスクの方が優れていますが、対ウイルス効果を考えるのなら洗った不織布のほうが良さそうですね。


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