日本国内のバス運転手が新型コロナウイルスに感染!

中国への渡航歴のないバス運転手が新型コロナウイルスに感染していることが明らかになりました。
なぜ日本国内のバス運転手が感染したのか?
新型コロナウイルスに感染したバス運転手は、奈良県在住の60代男性です。
気になる感染経路ですが、このバスは武漢からのツアー客を乗せていたということがわかっています。
バスという密室で、乗客と運転手の距離感で感染が起こったということは、他の乗客も多数感染している可能性が否めません。
現状、当該運転手がツアー客を乗せたのは、1月に2回ということがわかっています。
※そのうち1回は、1月12日と判明。
当然、その日以外も多くの人を乗せて業務をおこなっていたことは想像に難くありません。
このバスに乗車していた全ての人と濃厚接触者を特定してさらに・・・と考えていくと気が遠くなりますね。
そういう特定をしっかりやってくれるのかもあやふやで怖いです。政府はいつも、何かが起こってから動くというのが基本になってしまっていてるから余計に・・・。
こういうことが起こるので、空港での水際対策が問われるのですが、そこすらもゆるすぎて今後に対して不安しかありません。
目指せ観光立国!インバウンド、インバウンドといって、どんどん海外からの旅行者を入れてきて、こういう自体を全く想定してなかったということに頭を抱えてしまいます。
※インバウンドとは、外国人が日本に旅行することです。政府が期待しているのはインバウンドでの国内消費活動ということになります。
濃厚接触者の定義はいろいろある
ちなみに、濃厚接触者の定義ははっきりと決まっているわではありません。
厚労省では、「一緒に生活している人や感染者に対して医療従事している人」を指すようですが、それはかなりゆるい定義のようです。
より厳重な目安としては、「1~1.5m以内の距離で感染者と接し、30分以上共に過ごした場合」があてはまります。
濃厚という一般的なイメージでは、かなりのスキンシップを想像してしまうかもしれませんが、家族はもとより友人であったり職場の同僚、仕事の取引先と商談を行った場合その担当者も濃厚接触者となりえますので、注意が必要です。
今回のバス運転手も厚労省定義なら問題なかったはずですが感染してしまっています。

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