スクワレンとスクワランの違いとそれぞれの効果は?
一昔前、「スクワラン」という美容成分が話題になりました。
それによく似た名前の「スクワレン」とはどういう成分なのでしょうか。
スクワランとスクワレンは関係があるのか?
あるならどのような関係なのか、さらにはその効果について調べてみました。
スクワレンとスクワランの違いとは?
最初に答えを言ってしまいます。
実は、スクワレンとスクワランは、どちらも「深海サメの肝臓から抽出した成分」です。
スクワレンは、主に密封カプセルに閉じ込められ「サプリメント」として使われます。
スクワランは、スクワレンに水素を添加して酸化しにくくしたもので、主に「化粧品」などに使われます。
次の項目からそれぞれの効果について見ていきたいと思います。
スクワレン(サプリメント)の効果
スクワレンは、「サメの肝油」として昔から経口摂取されていたものです。
小学校の給食時間に栄養補助食品として肝油のドロップが出ていたケースもあります。
スクワレンの効果としては、「抗酸化作用・新陳代謝の活性化」の2点が挙げられます。
一言でいうと、アンチエイジング効果があるということです。
ですから、シミ・シワなど肌に関する改善が期待できます。
スクワレンは、人の体内でも作られますが、25歳を超えると徐々に減少していきます。
減少分を補うのにサプリメントを摂るという考え方ですね。
スクワラン(化粧品)の効果
スクワランは、皮膚に直接塗る形で使用します。
こちらも抗酸化と新陳代謝の活性化が見込め、更には保湿力や殺菌効果も兼ね備えています。
そして、人の皮脂より浸透力が高く、肌の深くまで浸透するので、その分効果が高いといわれています。
油なのにベトつかないのは浸透力が高い証拠です。
スクワレン・スクワラン商品の選び方
スクワレン・スクワランの効果を実感するには、高純度のもの試すことです。
化粧品の場合、高純度のものはお肌への刺激も少ないので、敏感肌の方は100%に近いものがオススメです。
使い方としては、たっぷりの化粧水をつけた直後に少量使うのがポイントです。