熱中症予防に効果的な飲み物の作り方
猛暑の熱中症予防には水分補給が欠かせませんが、ただ単に水を飲めば良いというものではありません。
どうせ飲むなら、吸収効率がよく飲みやすいもの、できれば安いものが良いですよね?
今回は、効果・コスト面に優れしかも飲みやすい熱中症予防飲料の作り方をご紹介していきたいと思います。
熱中症予防に何を飲めばよいのか?
先に結論をいいますが、熱中症予防にはポカリスエットを調整したものを飲むのが吸収率やコストを考えるとおすすめです。
経口補水液のOS-1もありますが、予防というよりは軽度の熱中症になった場合に力を発揮するもので、日常的に飲むものではありません。
お値段も高いです。
ポカリスエットの調整方法と効率的な作り方
調整時に必要な計算については以下のサイトでシミュレーションが可能です。
自分で調整をしなければならないので、可能な限り簡単でコストが安い方法がベストですね。
それらを満たす為に1㍑用の粉末ポカリスエットをつかった作り方をご紹介します。
まず、粉末のポカリスエットは1袋74gです。
軽量の手間を省くために一度に1袋分作ることにします。
上記リンクの計算機を使って導き出したのが、
粉末ポカリ:1袋(74g)
水:約2.8㍑
塩:約2.5g
出来上がり量:約2.9㍑
毎回、計量が必要なのは塩の2.5gだけです。
※小さじ1の塩で6gなのでそれを半分とちょっと取り除くという手もありますがちょっとアバウトになりますね。
水に関しては、空の1.5㍑ペットボトルに1.4㍑水をいれて油性マジックで印をつければ、2杯で2.8㍑になります。
問題は、3㍑近くの液体を入れるものです。
最終的にはペットボトル2本に入れ替えてもいいのですが、しっかり混ぜる為に2.8㍑が余裕で入り振るだけで混ぜられる容器があったほうが効率的です。
安くて3㍑近く入る容器を探しまわった結果、ダイソーの3.9㍑に対応したペチャンコ水筒なるものを発見しました。
難点は、形状がグニャグニャしてしまうことですが、充分目的は果たしてくれます。
Korea製なのが気になるところですが、しっかり洗ったので良しとしています。
3回使っていますが今のところ破けなどはありません。
調整したポカリスエットのコストは?
最後に、調整したポカリスエットはどのくらい安いのかを計算してみたいと思います。
今回は、市販のペットボトル飲料と比較しやすいように500mlでの価格を簡単に算出してみます。
Amazonで1㍑用粉末25袋が2769円(2015.8.04時点)なので、1袋=約111円。
1袋で2.8㍑作れるので500mlで、約20円。
水代は、1㍑0.24円という試算があります(東京都の水道局調べ)が、このレベルだとあってないようなものですし、塩も同じようなものですね。
まとめて1円としても500mlで21円という破格の安さです。
不必要な糖分もとらないのでダイエットにも向いてますし、
これで、効果的に熱中症予防ができるのなら採用しないと損ではないでしょうか?
ちなみに、最初はかなり薄く感じますが、しばらく飲み続けていると本来のポカリスエットの濃度がどきついということを痛感するようになります。
慣れると美味しく頂けます!